ふるめも

アニメ、アニソン、ラノベ、イベントなどの感想、レビュー的なもの。

「Minori Chihara the Last Live 2021 ~Re:Contact~」を終えて

 お久しぶりです。ふるです。実はブログを持っていました。更新はされていません。

 さて、今回は「Minori Chihara the Last Live 2021 ~Re:Contact~」に参加してきたのでそのお話を。3年ぶりの記事だそうです。

 流れで色々と振り返りたいと思い、Twitterだと不適切なので使っていなかったブログを掘り起こしました。正直ブログの書き方とかツールの使い方とか全然覚えていません。

はじめに

 ブログとしての形式で何かを発信したい訳ではないので、前触れとか無く適当に書き連ねていきます。

 ざっくりとこれまでの思い出みたいなのを書いて、セトリ振り返る感じでそれっぽくなるでしょう。

茅原実里さんとの人生

 中学2年で茅原実里さんを知り、中学3年の冬にParadeツアー東京でライブデビュー。モチベーションに波があった時期もありましたが、何だかんだ13年くらい推し続けていたようです。周りの環境が変わることが多かった10代後半~20代前半を支えてもらいました。

 いつの間にか夏が大好きな季節になったり、天気予報の河口湖の表示に謎の親近感を覚えるようになったり。多くのオタクと同様に凹んだ時や孤独を感じている時なんかはとても助けられたりもしました。救いを求める歌詞は各々たくさんあると思いますが、僕はともちゃんの「誰もが誰かの大切な存在であるから」という歌詞に救いを求めることが多かったです。

 アニメやアニソンを広く好きになり、イベントにも雑に参加する日々を楽しく過ごしていました。楽しく過ごしすぎて私生活にも大きく影響が出ていて、大学を中退した辺りでは人生の雲行きはかなり怪しかったです。が、何やかんや無事に生きていけるようになりました。結婚もしました。お相手はオタクのオの字の欠片も無い人生ハッピー人間ですが、どれもこれも茅原実里さんが僕の人生を支えてくれたから。

 趣味無しでは生きていけない、自分が確立できない、みたいな時期を終えたこともあり、歌手活動休止自体はそれなりに受け止めることはできていたと思っています。上手く文字には起こせないのですが、茅原実里さんが歌で我々に伝えてくれようとしているような、感謝やこれからの幸せを願うような気持ちでいっぱいです。ありがとう。

 そんなこんなで、雑に人生振り返ったしこんな話をしていても仕方ないのでライブのセトリでも見ながらあれこれしていきます。曲自体に対する印象や思い出みたいなことも書いていますが、当日はそういったことを1つ1つ思い出しながら聞いていました。

Minori Chihara the Last Live 2021 ~Re:Contact~

01.Re:Contact

 ぬるっと開演。ぬるっと開演しすぎたこととベースの音量っていつもこんなバランスだったっけ?とかが気になって「ついに始まったな、とかって思うようにしとこう…」みたいな良く分からない思考をしていました。

 こういうライブでも「始まった!」と手放しに考えるだけじゃなくなったのも色々なイベントとか行ってきたからだよなあ、とかしみじみしたりもしていました。

02.Contact

 曲の流れが綺麗すぎてやられたなあという気持ち。ContactとRe:Contactの関係的にもこういった曲の流れやContactを1曲目に使ったりとかはあるかなとは思っていましたが良かったですね。

 ツアーに行っていないこともあり、個人的にContact(アルバム)に対する思い入れがそこまで強くないんですよね。そのためかここからのContactコーナーは思ったより冷静でいられた気がします。

03.詩人の旅

 完全にこのツイートの気持ちでした。曲が変わる前にキンブレをオレンジにしてみていたら見事に詩人に繋がって気持ちよかったです。

 曲自体は勿論好きなのですが、いつまでも緑のサイリウムを振り続けていたオタク達が大好きでした。そういう思い出ってあるよね。

 PPPHを覚えて警報の「せーの!」をちゃんと叫びたいと思っていた頃、この曲だけ微妙に入りが難しくて苦戦した記憶があります。ライブに慣れず拍が上手く取れなかった日々。

04.too late? not late...

 アレンジが違ったのか歌が全体的にフラット気味だったのか何か違和感があった気がしたがよく分からず。いかがでしょう?

 歌詞が絶妙に中二っぽいというかポエムっぽいというか。要はオタクにぶっ刺さるタイプの歌詞ですごい好きでした。Contactの中でもかなり気に入っていた1曲。

 僕は俊龍が好きなのですが、そのきっかけになった曲でもあります。ParadeのPrism~が好きで俊龍という作曲家を認識したのですが、当時トップレベルで気に入っていたこの楽曲も俊龍が作曲していると知った時は衝撃でした。そこから色々調べ始めたりしましたね。

 あとこの楽曲で思い出すのはTTOツアーのどこかで目の前にいたオタク。大サビの飛ポを逃さないように気をつけすぎて、1サビ2サビでも2フレーズ目に飛ぶ予備動作を過剰にしていて面白かったです。しかもそれで飛びポがなくて混乱したのか、大サビの飛びポは逃していました。よく知り合いの間で話題になるので思い出してしまうのですが、知り合いと話した思い出みたいなのも良いですよね。

05.みちしるべ

 もう歌うんだ、と真っ先に思った気がする。思ったより序盤だしMCからの溜めもあまり無かったですね。

 人気のある曲だと思いますが、個人的にこの曲が好きということも無くヴァイオレットもそんなに好きではないのでこれといった思い入れは無いです。

 良くも悪くもラストということをあまり気にせずいつも通りのテンションで見れていた気がします。

06.境界の彼方

 みちしるべ前にアニソンについてのMCをしていたのでここはアニタイの流れなのか、とこのタイミングで理解。劇場版の曲を外してTVシリーズから2曲だったのがアニメのオタクとしては嬉しかったです。

 昔のアルバムとタイアップの流れが続いたので、感動よりかは歴史を振り返ってしみじみするような、こんな出来事もあったね~という気持ちが強かったです。

 「11話をちゃんと見ていたらこの曲で泣いてしまうからノリノリになるのは無理。理解できない」みたいなことを熱弁しているオタクが知り合いにいたなあ、と毎度思い出します。もう連絡を取らなくなってしまったけれど彼は今も元気にしているでしょうか。

07.この世界は僕らを待っていた

 知り合いとは何度も話をしているのですが、茅原実里さんの中で一番アニソンとして好きな曲です。イントロとOP映像の噛み合いがとても好き。

 結局自分の中で好きなアニソンとして考えた時に上位に入ってくる茅原実里さんのアニメタイアップはこの曲だけだったなあ。それはそれで余計なアニメ事情を挟まなくて良かったので自分の中で茅原実里さんが特別である手助けになっていたかもしれません。

 ニトロプラスのイベントにこの曲だけを聞きに行ったのも良い思い出です。

08.キラキラ輝く、世界の時間

 日付的にはクリスマス曲やる可能性あるよなあ、と思ってはいたのですが結構予想外でした。この曲は思い入れがある人の方が珍しいんじゃないでしょうか。

 そんな僕は一時期音楽再生環境の調整でローカルフォルダにこのCDの3曲しか入っていない時があったので嫌というほど聞いた記憶があります。だからといってクリスマスソングだな以上の感情もあまり無いのですが。

 微妙な雰囲気にサイリウムも振るべきか迷う会場の雰囲気ももう味わうことも無いのかと思うと少し寂しいですね。

09.Dears ~ゆるやかな奇跡~

 昔は一番長い曲だったという印象が強いというか、それくらいしか強い印象が無いような感じです。Contactツアー行ってる人は思い入れ強いのかな、とかこれってライブの時アウトロどうしてるんだっけ、とか考えながらまったり聞き入っていました。

10.いつだって青空

 不思議なことにこの曲まできてもラストライブの実感がこみ上げるとか、寂しさのあまり泣くみたいなことになりませんでした。こだまさおりさんの作詞は心の内側から温度感が広がっていくような伝わり方で感極まることが多い印象なのですが、確かにこの曲は少し抽象的に温かさに包まれる気がしますね。

 色々考えながら音楽に身を委ねていたらあっという間に時が過ぎ去っていきました。

11.Dream Wonder Formation

 冒頭にモチベーションの波があったと書きましたが2011,12年辺りがちょうどその落ちていた時期。高校3年なので部活や受験等忙しい時期でした。

 KfDやSC3がどうしても都合を合わせられず行けなかったのですが、そのままD-Fツアーもモチベーションが上がらず欠席。ただ周りが盛り上がっていたので疎外感を感じULTRAのみ急遽参加しました。

 それまでのイベントはリア友と連番を組むことが多かったのですが、この辺りから本格的にインターネットで気の合う人を探しグループを組んで行動するようになります。オタクと会うことがイベントに行くモチベーションにもなったのでまたイベントに行く生活に戻り、自然と茅原実里さんへのモチベーションも回復していきました。

 ここで出会ったメンバーではネオファンツアーくらいまで一緒にいたのですが、次第にアイドルを好きになったりアニクラ漬けになったりDJを始めたり…今はほとんど誰とも連絡を取っていません。というか連絡先も分かりません。IAツアーくらいまでは何とか数人とは連絡取っていましたが疎遠になっていって詳細分からず。みんな元気かなあ。

 まあそんなこんなで、この曲は思い入れが無いことが思い出のような感じです。常に会場内にこの曲が大好きな人が一定数いるのも好きです。落ちサビでUO折る人絶対いますよねこれ。明らかにこの曲が好きそうな動きをしているオタクを見つけていけいけー!って応援するのが好きです。

 ラストライブでは2つ横のオタクがまさにそれで、UOを折った瞬間に何だかこっちまで感極まってしまいました。

12.TERMINATED

 DWFと同様で実はそこまで思い入れの無い楽曲。むしろ最初の頃は楽曲自体もそこまで好きではありませんでした。ホライゾンの2曲はこの僕に次いでアニソンとしては良いと思っていますが、そもそもホライゾン自体もそんなに好きかと言われると微妙です。

 ただ披露回数が多いし代表曲だしでライブで聞いた回数が多く、とても体に馴染んでいます。

 毎回全力で盛り上がるようにはしていたのですが、心の底から高まっている訳ではないのでジャンプの最高打点とかは出ていなかったのかなあとか振り返りつつ、できる限り全力で盛り上がってみました。何だか少しずつ寂しくなってきましたね。

 ちなみにこれが発売した高校生の頃、どこで聞きつけたのか別のクラスの友人から「ティッシュ~」ってよく絡まれたのを覚えています。彼とは卒業後も2,3年くらいはたまに会っていましたがすっかり連絡を取ることも無くなりました。

13.Paradise Lost

 ここまでラストということをあまり意識していなかったのですが、ここで一気に実感を得てしまいます。

 初めて発売前から情報を仕入れて発売を待っていた楽曲。何度も何度もMVを見た楽曲。指先無い手袋は見たことあるけど逆になるとめっちゃ格好良いな、とか思っていました。今見ると意味分からない手袋だなあと思います。

 水晶(クリスタル)があまりにも好きだった若かりし頃。泡沫という単語も読み方もパラロスで知りました。今でも泡沫という文字を見るとパラロスを思い浮かべます。

 アニタイが他に無い頃にフェスで歌っては何度もインターネットで叩かれていた日々を思い出します。フェスだと2サビの「眩しくて」で絶対ボリュームダウンするのにワンマンだとオタクの掛け声が揃うのが大好きでした。

 落ちサビで流石に涙ぐんできてしまいましたね。ずっと大好きな曲で、自分の中ではずっと茅原実里の代表曲でした。実際代表曲なんですけど。

14.雪、無音、窓辺にて。

 キャラソンなので今回歌うか半々の気持ちだったのですが、確定MCでコクコク頷いてしまいましたね。

 イントロを聞いた瞬間にとんでもない勢いで涙が溢れてきて、引くほど泣いてしまいました。嗚咽を堪えるのに必死でした。多分堪えられてなかったと思います。自分でも思ってた以上に大切な曲だったようです。

 そもそも僕が茅原実里さんを最初に知ったのはとあるきっかけで見た涼宮ハルヒの激奏ハレ晴レユカイです。それで何となく気になり、同ライブの雪無音を見たのが始まり。

 そこからハルヒを知り長門を知り、「この銀河を統括する~」を覚えたら格好良いなと思って暗記した中学2年の頃。暗記はしたもののヒューマノイドインターフェースとか全く意味分かっていなかったと思います。

 ともかく、激奏の雪無音を見たのが全ての始まりだったのです。Aメロの入りを間違えるのを何度も見たし、謎の振り付けも完全にコピーしていました。

 雪無音に関しては何度かライブで聞く機会はあったし、FCイベで謎の振り付けが完全復活したのを見れたので思い残すことは無かったのですが、生で聞ける最後と思うとダメだったのでしょうかね。自然と涙が溢れていました。

 過去参加した全ライブの中でも1,2を争うくらい泣いたというか、感極まったというか。次の曲ちゃんと聞けるかな…みたいな破滅具合でした。ちなみにもう1つは似たような理由でアニサマ2017のハレ晴レ。ハルヒに育てられたなあ。

15.a・b・y

 流れがぶっ飛んでしまって意味が分からなくなりました。

 曲の中で飛んで良いところは飛ぶ、止まるところは止まる、好きなところを好きなようにカチキメるみたいなことを多くの俊龍曲に教わってきました。その集大成みたいなものなので、この楽曲は好きなようにやり散らかしたかったのですが、いかんせん雪無音でキンブレもろくに持てないような状態です。茅原実里さんの言うところの感情がジェットコースターの状態でした。

 しかしまあ破滅するのは後からいくらでもできるか、と何とか持ち直してやり散らかしました。びっくりするくらい歌詞が間違っていた気がします。

 情報過多でしたが何とか乗り越えます。曲で泣いたりカチキメたり、情報過多になることができるのも今までのライブの経験とかがあるからだなと思うとしんみりしてしまいますね。

16.君がくれたあの日

 結構えげつないセットリストをしています。この辺りの流れは僕と同様に処理に苦戦した方もいたのではないでしょうか。

 涼宮ハルヒの激奏茅原実里さんを知ったと書きましたが、その後に初めて聞いた個人名義の曲がこの曲でした。ファンになったきっかけの曲です。

 英単語がどれも中二心をくすぐって格好良いし、大サビの「届かないもう届かない」とかとっても好きでした。ハマった理由をちゃんと文章に起こすのは難しいんですけど、何か自分の中で噛み合うものがあったんでしょう。

 どのライブで聞いても出会った頃を思い出すのですがそれももう最後。出会いがあれば別れもあるものですね。

17.FEEL YOUR FLAG

 個人的にRe:Contactの中でも活動休止を強く感じる曲でした。過去のアルバム名をなぞりながら活動を振り返るような歌詞、ちょっと反則ですよね。この歌詞の中でもD-Fの部分は少し刺さらないので面白いなあと思います。

 みんなの旗振りが揃う光景にいつも感動していました。他のライブでは見られない光景で、この光景が茅原実里のライブでありファンの力なんだなあと。正直ラストライブの旗振りが揃っていたかというと何とも言えませんが。

 まああの動画だけで全員が覚えてくるのは難しいと思うし、イマイチまとまり切らないところも好きです。

18.Voyager train

 ステラシアターでの歩き回るイメージが強く、裏に引いたのはその辺に出てくるためなのかな、とか少し考えてました。ご時世柄無理だとは思っていましたが普通に衣装替えでしたね。

 そして盛大なコケ。その後も歌詞がカチャカチャだった気がする。やっぱり茅原実里さんは茅原実里さんですね。

 初披露時のイベント映像がニコニコにあって、「初なのにPPPHちゃんと入っててすごい」みたいなコメントがあったのが印象的でした。オタクってすごいなあ、ライブで揃うの楽しそうだなあと思ったことをよく覚えています。動画自体が公式のものだったかどうかは全然知りません。

 Contactから数曲まとめとD-Fからも収録曲をまとめた流れがあったので、Paradeから数曲の流れかな、と身構えます。Paradeは人生で初めて買ったCDで初めて参加したライブで、色々と特別なものでした。パラロスの欄で発売を楽しみにしていたと書きましたがCDは買っていないのです。中学生はお金が無いのでアルバムを待ちました。

19.everlasting...

 ラシュマ辺りはあるかもなと思っていたのですがParade曲が一気に全飛びしました。この曲は歌うだろうと思っていたし、もしかしたら最後がこの曲である可能性も無くはないと思っていました。

 他のアルバム達も残っているけど終わりが近いかもと悟り始めます。ここで一旦区切りをつけて他のアルバムリード曲とかまた持ってきて盛り上げる可能性もあるけど時間とかどうなっちゃうんだ、とか色々な思考がよぎっていました。

 みのりんはだいぶ泣いていましたが、僕は割と平常心でいられました。問いかけられる歌なので、聞く側は感謝するだけになるんですよね。色々なことを教えてもらって、色々な時に支えてもらって、多くのものを返してもらいました。ありがとうございます。

 歌の一人称視点をこちら側として考えながら聞いてもいましたが、この場合も基本的に感謝して終わるんですよね。僕らが何を返せたかはライブを通してみのりんから伝わってきているので、返せたものを信じられないとライブのメッセージを受け取れていないことになります。

 そんなことを考えていたら、というかこの歌詞の回答は事前に聞いて持ち合わせた状態で聞いていたのですが、割と落ち着いて聞いていられました。

 この時のみのりんの気持ちが完全に分かる訳ではありませんが、とにかく感謝が伝わるように、心を込めて聞いていました。本当に出会えて良かったです。パレードは永遠に終わりません。

20.sing for you

 ケニーと2人でのステージ。Sing単発でまた他のアルバム曲へ、という流れも捨てきれませんでしたがこの曲が始まって完全に終わりを悟ります。

 ParadeやSALはハマったばかりの頃だったので、とりわけ強く思い入れがある気がします。

 SAL武道館を発表した時のスタジオコーストでの映像は今でもよく覚えています。初めて引いた最前列もSAL武道館でした。始発の早い隣の駅まで親に車で送ってもらって朝から武道館の物販に並んだのも良い思い出です。おかげで一瞬で売り切れた限T白も買えました。

 出会った日のときめきも覚えているし、ありがとうも伝わっています。唄声もずっと届いています。本当にありがとうございました。

21.Sing

 みのりんの前では笑っていたいと思って、ひどく泣きながらも笑って聞いていました。

 たくさん支えられたこと、成長させてくれたこと、活動休止しても笑っていられる気がすること、とにかくたくさんの感謝でいっぱいでした。

22.純白サンクチュアリィ

 今まで色々な純白サンクチュアリィを聞いてきました。想いが込められて感動するようなものやハッピーな状態で歌う明るいもの、存在感を消してしれっとセトリに紛れていたこともありました。

 今回はすごいフラットな状態でこの曲を聞けた気がします。こんな風に聞けたのは初めてなのですが、自分の知っている茅原実里が、茅原実里の音楽が全て詰まっていた気がします。

 ここまでの流れで活動休止について受け止めきったというか、対話を終えたというか。とても不思議な気持ちで、けれどとても落ち着いて聞けました。

 会場が白に染まる景色、本当に大好きでした。当日はまさかの3階最後列だったのですが、おかげで会場全体もよく見え、改めてこの会場にいるみんなが大好きだったんだなあと実感しました。

これから

 この振り返りを書いたらすっきりしたというか、本当に終わったんだなあとより実感しています。茅原実里さんは僕の人生でした。

 

 おかげさまで茅原実里さん以外にも推しができたりワンマンライブに行ったりするようにはなりましたが、落ち着ける場所というか、帰る場所を失った気はします。

 結局どのイベントに行ってても茅原実里という存在が軸にあって、帰る場所だったんだなあと思います。当分はイベントに行く予定はありませんが、次はどうするか少し複雑な心境です。

 

 何はともあれ色々な人にも出会いました。今何をしているか分からなくなった人も多いですが、最終的にここ5年くらいは同じグループのメンバーを中心に一緒に行動しています。

 別の現場にも一緒に行ったり、普通に遊んだりもしています。どれもこれも茅原実里さんのおかげ。

 今後のオタク活動は分からないことが多いですが、とりあえず来年も8月1週目の土日は河口湖に行こうと思います。桃を食べたいし、花火も見たいですね。