ふるめも

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「あまのじゃくな氷室さん2 好感度100%から始める毒舌女子の落としかた(MF文庫J) / 広ノ祥人」感想・レビュー

 ぼちぼち更新していこうかと思っていたけれど前回記事から早速2ヶ月も経ってしまいました。今度こそ更新頑張っていきます…。

個人評価:★★★★☆

【前巻】「あまのじゃくな氷室さん 好感度100%から始める毒舌女子の落としかた(MF文庫J) / 広ノ祥人」感想・レビュー - ふるめも

高圧的で性格はキツく毒舌ばかりの氷室涼葉。そんな彼女の“デレデレな本音”が丸聞こえになってしまった田島愛斗は、想いを寄せる涼葉の本音と建前に振り回されたものの、晴れて『友達』となり関係は一歩前進。だが愛斗にはクラスメイトのギャル・砂城雅がいつも近くにいて―焦る涼葉は「両想いの友達の方が上よ!」と見当違いに張り合ってしまい、結果的にいつものこじらせたあまのじゃくっぷりを発揮する。そんなところも愛斗は嬉しく、微笑ましい気持ちで日々を過ごしていたのだが―二人の下へ新たな火種が…!?「生徒会書記の相沢波瑠。今日から頑張っちゃいます!」MF文庫Jが贈る、捻れ系青春ラブコメ第2弾!

 第13回MF文庫Jライトノベル新人賞・審査員特別賞受賞作。待望の第2巻。氷室、砂城との三角関係(?)をメインに相沢、柴と新キャラも登場しコミュニティが広がります。

 1巻がかなり面白かったので期待値を上げすぎたのか、思ったほど面白くはなかったです。というのも田島-氷室の関係性、やり取りの変化がそこまで見られなかったのが大きな原因。特に砂城視点が増えていたり、新キャラ登場による環境の変化は十分に楽しめたのですが、結局のところ大本命である田島-氷室の関係性の進展をもっと見たかったのが個人的な心境でした。 

 そうはいっても砂城、相沢がとても魅力的すぎるのは別の話なのではそれはそれで大好きになってしまいましたね(?)。砂城は完全にオタクを殺しにきている最強のヒロインすぎるし相沢はちょっと重めのパートを担当しながら自分の生き方を見つけ出してほしいです。

 次巻は恋来祭りをメインに夏休みの話を思いっきりやってくれそうです。つまりは水着回ですかね。ナンナの不穏な発言もあったことだし田島-氷室の関係性が大きく動きそうで楽しみに待っています。

 

 ところで表紙の砂城雅、色々と反則的じゃないですか?