ふるめも

アニメ、アニソン、ラノベ、イベントなどの感想、レビュー的なもの。

「ANIMAX MUSIX 2017 YOKOHAMA(アニマ横浜)」感想・レポート

 2017/11/23(木・祝)に横浜アリーナで開催されたANIMAX MUSIX 2017 YOKOHAMAに参加してきました。

 色々なオタクさん達と語り合いましたがブログにも感想を書いてしまうぞ!となったので適当に振り返りながら書いていきたいと思います。

 セトリは公式Twitterに垂れ流されていたのを参考にしています。musix.animax.co.jp

全体を通して、ANIMAX MUSIXについて

 アニサマ、リスアニとともに3大アニソンフェスとして名を連ねるアニマ。それぞれに特色がありますがアニマの特徴はやはり「アニメミュージック」という側面を意識していることだと思います。

 歌唱中にモニターにオープニング・エンディング尺の分はアニメ映像を流すこと等アニメ映像を使った演出が数多くされています。またファンセレクションスペシャルコーナーがあるため夢のコラボが実現したり「あのアーティストがあの名曲をカバーしてる!」なんてことが起こったりしてしまいます。

 アニサマも最近はアニメ映像を結構使うようになってきましたが、やはりアニマが「アニメミュージック」としての側面は一番強く感じ、古いものから新しいものまで問わずとにかくアニメが大好きアニソンが大好きといった方が楽しみやすいのかなと感じます。

 

 それではぼちぼち本編の感想に入っていきたいと思います。

 当日は14時開演だったため特に開演までに何をするわけでもなくヘラヘラしてました。席はアリーナAのかなり後ろ。体が横向きなのとスペースが広いわけではないのでまあまあって感じでしたね。

 ちなみに僕は茅原実里さんとTRUEさんが大好きすぎるのでこれは行くしかないですねえって感じで横浜アリーナに吸い込まれてきました。

前半

GARNiDELiA

 今年のトップバッターはGARNiDELiA。正直このメンツでトップバッターにくるのは予想外でしたね。実力は勿論ありますがデビューから4年弱、フェスでこういった重要な立ち位置になるのは珍しい気がするのですがどうなんでしょう。

SPEED STAR

 予想外のトップバッターが1曲目に届けたのは劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女」主題歌知名度の高いタイアップ作品なこともあり劇場版の曲でも広く知れ渡っていますね。疾走感のある激しいナンバーで1曲目から会場を盛り上げていきます。アニメ映像も流してしまうなんてさすがはお兄様です。

grilletto

 SPEED STARで会場をあたためたところに続くのは魔法科高校の劣等生繋がりで2クール目OP、そして代表曲であるgrilletto。非常に見事な曲順で2曲目にして会場のボルテージを上げまくります。デジタルデバイスで魔法を使う作品であること等もあり、このデジタルなサウンドそしてメイリアの歌い上げは作品の世界観ととても噛み合っているんですよね。突然の転調が本当に大好き。

アイコトバ

 3曲目は最新タイアップであるアニメガタリズ」OPテーマGARNiDELiAにしては珍しいダンスナンバーで明るい曲ですが、しっかりとタイアップ作品を意識しキャッチーな曲として仕上げているためアニソンアーティストとしての実力を感じます。

 1,2曲で観客の心を掴み3曲通すことでその多面性、実力を申し分なく発揮したGARNiDELiA。最高のスタートでした。

南條愛乃

 次いで現れたのは南條愛乃。ソロではfripSideで見せる表情とは違った、愛らしい一面が強く出ている感じがしますね。そのチャーミングなキャラクター性から生まれる透き通った歌声は心地よく、ソロ名義では多いミディアムテンポの曲を丁寧に歌い上げます。

ゼロイチキセキ

 登場後トロッコで移動しながら披露したのはネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?」EDテーマ。ヒートアップした会場に沁み渡る透明な歌声は自身が歌詞に乗せたメッセージをしっかりと届けていました。

光のはじまり

 ステージに戻ってきて続く2曲目は「アトム・ザ・ビギニング」EDテーマ。決して盛り上がる曲とは言えないのですが、細かい音符や音の跳躍、そしてそれらの強弱や抑揚の付け方でエモーショナルな部分を刺激する曲となっています。初めて生で聞いたんですけどエモエモで太刀打ちができません。メロディラインはもちろん歌詞に乗せた前に進んでいく強い意志も胸の奥に染みる、というか染みすぎて体が光になっちゃいます。

声出せ!SELECTION

 今回のスペシャルコーナー。オタクが一緒に叫び散らせる曲を歌う感じみたいでした。

TRUE - ふわふわ時間(けいおん! / 桜高軽音楽部)

 もう何もかも意味がわからねえ!となってしまいました!お鶴は大好きだしふわふわ時間も大好きだしありゃりゃ大変大変。お鶴が歌い方を原曲に寄せていてさすが提供曲の仮歌を無限に録っているだけのことはあるな~ともなってしまいました。

Wake Up, Girls!×ミルキィホームズ - ゆりゆららららゆるゆり大事件(ゆるゆり / 七森中☆ごらく部)

 カチャカチャコラボ。WUGとミルキィでゆるゆりってどういうこと!となってしまいましたがめちゃくちゃ楽しかったので何でもオッケーです。

JUNNA

 スペシャルコーナーの後は話題の新人JUNNAのパート。赤いドレスに身を包み登場し、会場を真っ赤に染めます。彼女はマクロスΔの劇中ユニットワルキューレで唯一声優と歌唱者が違う美雲・ギンヌメールの歌唱担当をしていました。美雲のワルキューレのエースボーカルという設定に恥じない圧倒的な歌唱力がありつつもまだ17歳という若さでもあり今後に期待のかかるアーティストですね。

Here

 1曲目はその歌唱力を存分に発揮できる魔法使いの嫁」OPテーマをアニメ映像と共に披露。映像が終わった2番以降では暗い舞台上にサスで照らされた神秘的な雰囲気で観客を魅了します。サビで唐突に拍子が変わるので何も考えずに棒を振っていると間違えてしまうので気をつけましょう。落ちサビのアカペラがちょっと無敵すぎ。

Vai!Ya! Vai!

 ミニアルバム1枚とシングル1枚しか出していないので2曲目に歌うのは必然的にミニアルバムのリード曲となってしまいましたね。"歌謡ロック"と言われているこのような曲はアニソンではあまり聞く機会もなく新鮮みもありました。ジャケ写を意識したテープの映像が永遠に流れいてちょっと面白かったです。

羽多野渉

 最近フェスでぼちぼち見かけるようになってきましたね。詳しいことはよく分かりませんがバトスピとハマトラはいつか聞きたいです。

You Only Live Once

 大人気アニメユーリ!!! on ICE」EDテーマ。大人気アニメですが盛り上がる曲でもないのでしっとりと聞かせます。歌がうめえ。

KING & QEEN

 映画「Dance with Devils -Fortuna-」主題歌。「曲中にコール&レスポンスがあるけどモニターに歌詞が出るのでそれを喋るとそれっぽくなる」とのことで知らないオタクも一緒に楽しめる演出となってました。TVシリーズOP「覚醒のAir」とはまた違ったビッグバンドサウンドの明るくノリやすい曲であり今後のライブシーンでの定番曲になっていくかもしれませんね。ダンデビ映画まだ見れてないので早めに見に行きたいです。

ANIMAX MUSIX FAN SELECTION!

 次いでファンセレクションコーナー。事前投票された組み合わせからとんでもないカバーが行われしまうコーナーです。

茅原実里 - Brave Song(Angel Beats! / 多田葵)

 これまたとんでもないことが起こってしまいました。作中でガルデモがライブシーンで歌っていた曲をチョイスされるとそれは違うんだよな~となりかねないので投票したオタクさんは分かっていますね。茅原実里さんがABをどれくらい理解しているかは知らないけれど歌詞に想いを乗せるのが最強のアーティストなので完全に茅原実里さんの曲として表現されボコボコにされました。

やなぎなぎ×南條愛乃 - 一切は物語

 これはファンセレクションの枠なのか?コーナー。ベルセルクの映像を流した後にスペシャルコラボは誰だ~??みたいな映像が流れ始めて「丸分かりだが…」となってしまいましたね。2人でちゃんと歌うのは結構レアらしいです。クラムボンのミトに作編曲された「ベルセルク」らしいダークな1曲となっており、それぞれのタイアップ作品ではあまり聞くことができない世界観を2人で見事に表現しています。サウンド作りや2人の掛け合い、ハーモニー等音楽性が高く生で聞くことができてとても良かったです。

Luce Twinnkle Wink

 前回のANIMAX MUSIX NEXTAGEにてファン投票1位を獲得したルーチェが満を持して本編へと初出演。初出演とは思えない全力のステージはルーチェ"らしさ"を体現していました。いや全く知らないんですけど。

1st Love Story

 ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?」OPテーマ。南條さんがゼロイチキセキを披露しているので完成してしまいました。個人的には「go to Romance>>>>>」の方が代表曲だと思っているんですけどどっちもどっちって感じなんですかね。まあ初のアニタイってこともあるし思い入れもあるのでしょう。

Fight on!

 次いで披露したのは最新タイアップであるゲーマーズ!」EDテーマ。結構好き。アニメ映像が流れていましたが僕は天道花憐さんがあまり好きではないのでウッとなってました。亜玖璃ちゃんは大好きです。

井口裕香

 ルーチェが作った空気感を引き継ぎ登場したのは井口裕香。登場と共に会場を黄色に染まる会場。親近感が湧くと言われるその何とも言い難い魅力が溢れ出ていて独特の雰囲気を作り上げます。

RE-ILLUSION

 最新タイアップであり話題作であるソード・オラトリア ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝」OPテーマ。ストリングスを軸にアレンジされたポップなメロディは物語の始まりを予感させOPとしても素晴らしく、1曲目に披露することで観客を自身のステージへと誘います。

Shining Star-☆-LOVE Letter~Grow Slowly メドレー

 3期の制作が決定している「とある魔術の禁書目録」への思い入れを語り、自身も声優として主役を演じている「とある」シリーズのメドレーを披露。メドレーと言っても1サビ終わりに2サビ後の間奏に飛ぶ感じなのでそこそこは歌ってました。待望の3期へ期待高まるなかアニメ映像と共に届けられたメドレーは会場を沸かせました。

ANIMAX MUSIX FAN SELECTION!

 ここ2曲ももうカバーなのか何なのか分からないけどまあそれもそれでアリということで。

TRUE×JUNNA - 僕らの戦場(マクロスΔ / ワルキューレ)

 2人がモニターに出た瞬間にワルキューレが始まってしまった!となってしまいました。どれくらいの知名度か分からないんですけどTRUEさんは作詞家:唐沢美帆としても活躍していて、僕らの戦場を含めた数曲をワルキューレに提供してします。ワンマンライブでもセルフカバー等行っていますが、僕らの戦場はまだ披露したことがなくそういった面でもセットリストがしっかり考えられていますね。

JUNNA×東山奈央 - いけないボーダーライン(マクロスΔ / ワルキューレ)

 僕らの戦場を終えステージは暗転。お鶴は退場したもののJUNNAさんはステージに残っていて完全にこれは東山奈央さんが現れてしまう~!となっていました。ということで2人でのいけないボーダーライン。レアな組み合わせで送られたキラーチューンで会場は大歓声に包まれます。

ミルキィホームズ

 2回目のファンセレクションコーナーで最高潮の熱気に包まれた会場に続くのはミルキィホームズ。ついに本拠地ヨコハマでの登壇となったミルキィホームズが前半の終わりへ向け会場を盛り上げていきます。

ナゾ!ナゾ?Happiness!!

 熱気に包まれるなか1曲目に披露したのは探偵オペラ ミルキィホームズ 第2幕」OPテーマ。「正解はひとつ!じゃない!!」が有名且つ盛り上がりすぎるためこちらはフェスで歌われているイメージがあまり無く意外なチョイスでした。正解に比べ細かい言葉やセリフのような歌いまわしが多く、ドタバタしてる方のミルキィホームズ感が強い気がしますね。正に2期はドタバタばかりだったのでそういった意味でも良く、またこちらはミルキィ作詞には欠かせないこだまさおりさんの作詞となっているので、正解の畑亜貴さんとの表現の違いなんかも楽しめます。アニメ映像と共にミルキィホームズらしいステージを幕開けます。

横濱行進曲

 ヨコハマに縁のある曲がある、とのことでトロッコで会場を一周しながら披露したのは最新アルバムのリード曲。コール&レスポンスが多い曲で結構楽しいのですが流石にノンタイのためあまり知っている人が多くなかった感じでしたね。

正解はひとつ!じゃない!!

 ミルキィらしさを存分に見せつけ、最後にはやはりこのアンセムチューン。探偵オペラ ミルキィホームズ」OPテーマです。タイトルコールと共に会場は歓声に包まれ、大熱狂でステージを締め括ります。

angela

 前半トリを飾るのはangela。両ステージサイドに登場し盆踊り太鼓風のBGMが流れる会場を煽りながらステージへと歩いていく余裕たっぷりの演出。余裕たっぷりすぎて登場から曲が始まるまでめちゃくちゃ時間がありました。atsukoの衣装に虎の顔がついていてめちゃくちゃシュールだったんですけどさすがangelaって感じですかね(?)。

DEAD OR ALIVE

 気の抜けた雰囲気から一転、1曲目は蒼穹のファフナー EXODUS」2クール目OP。やはりangelaといえばファフナー。最後のOPとなったこの曲は今までのメロディや歌詞を上手く使っていて正に集大成となっています。フェストゥムとの理解へ向けた対話をイメージしたと言われるコール&レスポンスもライブシーンでは映え、1曲で会場を完全に自分たちのステージへと塗り替えます。

シドニア

 2曲目はシドニアの騎士」OP。既に盛り上がっている会場を更に突き上げていきます。コール&レスポンスというよりはオタクが叫び散らす!といった感じがある激しいナンバーで最強の定番曲みたいな位置づけになっている雰囲気がありますね。恒例となっているKATSUによるジークジオン!も勿論ありました。

全力☆Summer!

 ヒートアップした会場を締め括る前半ラストの曲は最新タイアップアホガール」OPテーマ。前2曲から一転、ポップでアホな曲が始まります。センター席とアリーナ・スタンド席に分けた「うっ」「はっ」のコール等、観客と一体となり曲を楽しみ最高の笑顔で前半が終わります。

後半

 20分の休憩を挟み後半が始まります。

Wake Up, Girls!

 休憩明け、再度会場をあたためるために登壇したのはWUG。新章では色んな意味で話題を呼んでいるWUGですが、彼女たちらしい精一杯のステージを届けます。

7Senses

 当日はまだ未発売でしたが放送中であるWake Up, Girls! 新章」OPテーマにより幕開け。カチアゲソングではないのですが田中秀和さんらしい癖のあるキャッチーなメロディラインはやみつきになります。1番までしか聞く手段が無かったのですが、Cメロ大サビ辺りのメロディが1,2番をなぞりつつも急に上の音に飛んだりする音程の変化があり(語彙力が足りない)何かすげえ!となりました。

タチアガレ!~極上スマイルメドレー

 自己紹介を挟み次いで披露するのはWake Up, Girls! 七人のアイドル」主題歌Wake Up, Girls!」の挿入歌でありライブ定番曲のメドレー。こちらのメドレーも井口さんと同じで1サビ終わりに2サビ後の間奏に飛ぶ構成でした。どちらもライブで恒例となっているコールがあり会場のボルテージを再度上げます。

Fo'xTails

 会場を引き継ぐのはANIMAX MUSIX初出演となるFo'xTails。ロックバンドらしいアグレッシブなステージングで存在感を見せつけます。ギターの鳴風、ベースの坂本なんかは茅原実里さんやTRUEさんのバックバンドで演奏していたりもするので見たことある方もいるかもしれませんね。

GLITTER DAYS

 ボーカルtakaoの煽りから披露したのは黒子のバスケ」3期1クール目EDテーマ。デビューシングルであり人気作のタイアップであった1曲をアニメ映像と共に送り、アニソンアーティストとして申し分ないステージを届けます。

The LiBERTY

 短いMCでもひたすら観客を煽りそのまま次のはんだくん」OPテーマへ。最新タイアップである「RULER GAME」をやると思っていたので結構予想外でした。しかしこちらもライブ映えする曲で、オタクを叫び散らせ熱狂の渦のままにステージを締め括ります。

ANIME main theme Song Selection

 また新しいスペシャルコーナーです。実写化した映画のアニメ主題歌をカバーする、みたいなコーナーでした。

Fo'xTails×羽多野渉 - メリッサ(鋼の錬金術師 / ポルノグラフィティ)

 引き続きステージに残っていたFo'xTailsが羽多野渉とコラボ。最近実写化して少し話題になっているハガレンですね。ハガレンのタイアップはどれも強く永遠に語り継がれていますがアニソンアーティスト!という方が歌っているものが少なく、カバーとはいえこういったフェスで聞けるのは貴重な気がします。アニメ映像と共に懐かしい曲を全力で披露した2組に盛大な拍手が送られます。

やなぎなぎ - 光るなら(四月は君の嘘 / Goose house)

 桜が舞う映像で十分な間を取った後、そのイントロとモニターに現れたアニメ映像、タイトルロゴで会場は大歓声に包まれます。一世を風靡したこの曲をやなぎなぎがソロでカバーします。確実に1人で歌いきれる曲じゃないのでめちゃくちゃ大変そうだったのですがその歌唱力で見事に歌い上げ会場のボルテージは最高潮に。

angela×茅原実里 - 1/3の純情な感情(るろうに剣心 / SIAM SHADE)

 タイミングが悪すぎて本当に歌って大丈夫か!?となってしまいましたね(笑)。実は茅原実里さんは河口湖ステラシアターで毎年行っているライブのカバーコーナーで一度この曲を歌ったことがあるんですよね。るろうに剣心に育てられたオタクなので何もかも大好きです。

TRUE

 ANIMAX MUSIX初出演となるお鶴。お鶴は大好きなのでただただオタクになっていました。

UNISONIA

 バディ・コンプレックス」OPテーマ。暗転のなか既にステージ中央に待機していることや白いドレスを着ていること等からイントロが流れる前にUNISONIAが始まることが完全に分かってしまい連番のオタクとUNISONIAやんけ~~~となってました。結構な頻度で歌っている曲だと思うんですけど待ち望んでました!みたいなツイートとかをするオタクさんが多いのでよく分からなくなっています。まあでも「BUTTERFLY EFFECTOR」辺りをやると思っていたので予想外ではありましたね。やはりデビューシングルなのが大きいでしょう。

 サビの飛びポは大サビの一番分かりやすいやつだけやる派なんですけどオタクが全部構わず飛ぶようになってお鶴もつられて煽るようになったので(実際アクセントになる音は入っている)ちょっと難しいですね。AメロBメロ辺りでオタクが叫び散らす部分があるので叫び散らしましょう。

DREAM SOLISTER

 2曲目はまあ代表曲のサウンドスケープかな~と思っていたら間のMCがドリソリをやるタイプのMCでドリソリの方だ!となってました。響け!ユーフォニアム」OPテーマ。2サビ終わりや最後のラララ等一緒に歌う箇所がいくつかあり観客と一体になって音楽を楽しめる感じですね。本当に最強すぎて何もかも無敵となりました。

ClariS

 最近フェスなどへの露出も増えてきたClariS。彼女らもANIMAX MUSIX初出演となります。地味に初出演が多いですね。

irony

 オタクが好きそうなカチアゲソングが結構あるClariSですがどちらかと言うと聞かせるタイプの1曲目。大量のオタクを生み出した俺の妹がこんなに可愛いわけがない」OPテーマ。僕はもうちょっと前の世代だったためめちゃくちゃ思い入れがある!というわけではないのですが(普通に好きではありました)、ボコボコにされてしまうオタクが多発しているでしょう。

ヒトリゴト

 MCを挟まずに特徴的なイントロで観客を沸かせたのはエロマンガ先生」OPテーマ。どう聞いてもオタクが大好きになるカチアゲソングをアニメ映像と共に披露します。作品同士に繋がりがあるだけでなくデビューシングル→人気作のタイアップという流れとして見ても良く、その透き通った歌声とダンスで観客を魅了しました。

ANIMAX MUSIX FAN SELECTION

GARNiDELiA - ラピスラズリ(アルスラーン戦記 / 藍井エイル)

 レーベル繋がりや個人間でも仲の良いGARNiDELiAによるカバー。アコースティックアレンジでしたがそこまで露骨なアレンジでもなく、アニメ映像と共に情緒のある音楽を届けます。

Luce Twinkle Wink☆ - SAKURAスキップ(NEW GAME! / fourfolium)

 ぞい!アニメは大人気ですが実はOP単体としてはそこまで話題になったかというと絶妙な気がしますね。そのためかアニメ映像と共に始まった瞬間の歓声はすごかったものの以後「そういえばこんな曲だったな」的な雰囲気が若干あった気がします。1サビ後の間奏がバカみたいに長くなっていてルーチェの方々があっちこっちを走り回っていました。

ClariS - 君の知らない物語(化物語 / supercell)

 実はClariSの最新シングル「SHIORI」にカバーしたものが収録されているんですよね。曲や作品とClariSの世界観が噛み合い新しい側面を見せる素晴らしいカバーでした。

every♥ing!(シークレットゲスト)

 ここでシークレットゲストとして3日後のライブで活動を休止することを発表しているevery♥ingが登場。あまり詳しいことは分からないのですがファン層が上手く噛み合っていない気もしましたね。

カラフルストーリー

 恐らく代表曲と言っていいであろうレーカン!」OPテーマ。メジャーとしてのデビューシングルということもあってこれから始まるストーリーへ胸を膨らませる曲となっています。活動休止を直前に控えたフェスで"every♥ing"をしっかり表現できるようなステージとなりました。

笑顔でサンキュー!

 そしてラストシングルであるこの曲へと繋ぎます。自身達も作詞参加している歌詞やその歌唱からは色々な想いが込められていることを感じられました。が、全編通して唯一の知らない曲だったのと(曲名くらいは知っていた)、僕は特に好きって訳ではなかったのであらあら~となっていました。

東山奈央

 every♥ingが作った空気を引き継ぐのは東山奈央。残りのメンバー的にめちゃくちゃ東山奈央さんが出てくるぞ!という雰囲気でしたね。ソロデビューしたばかりということもありソロでは初出演となります。

True Destiny

 話題作であった月がきれい関連だけかとも思いましたがデビューシングルであるチェインクロニクル 〜ヘクセイタスの閃〜」EDテーマを披露。なかなか聞ける機会が無かったので嬉しいですね。ストリングスやピアノの音色を活かしたメロディアスなロックサウンドに乗せ、運命を切り拓く作品のテーマを表現します。

イマココ

 ワンマンライブ、アルバムの告知をし「そのアルバムの中から今日は新曲を…歌わないんですけど」とオチャメなMC。2曲目に披露したのは月がきれい」OPテーマ。中学生の恋愛を表したどこかもどかしくもある歌詞をその疾走感のある爽やかなメロディに乗せアニメ映像と共に会場へと届けます。

やなぎなぎ

 舞台の暗転と共にモニターには「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」13話のラストシーンが流れ始めます。八幡、雪ノ下、由比ヶ浜の会話シーンをほぼまるまる流してしまう反則すぎる演出。その映像の後に次のアーティストは~という紹介が入っても丸分かりです。ゲストではなくフル出演するのは初めてだというやなぎなぎが登場します。

春擬き

 この流れから披露するのは勿論やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」OPテーマ。作品を表しすぎているこの曲を完璧な流れから披露することで完全にボコボコにされてしまいます。これぞアニマ!といったところ。

over and over

 続いては最新タイアップJust Because!」OPテーマ。作品の雰囲気もありどちらかと言うとエモーショナル雰囲気を聞かせる曲だと思ってたいのですが、生演奏では予想以上にバンドサウンドが強く出ていて会場を盛り上げていました。永遠にぴょんぴょんしているやなぎなぎさんがちょっと良くてオタクになっちゃいました。

here and there

 こちらも最新タイアップであるキノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series」OPテーマ。OP映像がめちゃくちゃ好きなので映像がなくてちょっと残念でした。旅で訪れる国への期待感を詰め込んだと言われる疾走感のあるテクノポップで会場を盛り上げます。その透き通った歌声で上品な空間を作り上げました。

声出せ!SELECTION part2

 ここにきて2度目の声出せ!SELECTIONへ。残りのメンバーが2組だと分かっている観客をラストへ向けて盛り上げます。

井口裕香×GARNiDELiA - believe(ONE PIECE / Folder5)

 どこを叫ぶんだ?コーナー。「Believe In Wonderland」をひたすら叫ばされたのと大サビを合唱しました。

Wake Up, Girls! - 檄!帝国華撃団(サクラ大戦 / 真宮寺さくら帝国華撃団)

 こちらも「帝国華撃団」だけひたすら叫ばされて大サビ合唱。WUGがステージサイドを走り回るため間奏がとんでもねえ長さになっていました。セリフの最後は勿論「それが、Wake Up, Girls!なのです」でした。

fripSide×三森すずこ(シークレットゲスト) - TESTAMENT(戦姫絶唱シンフォギアAXZ / 水樹奈々)

 コラボの片方にfripSideが出てきて安牌なangelaとか~?と思っていたら何とシークレットゲストで三森すずこの登場。大歓声に包まれながら激しいナンバーを披露し、会場のボルテージを最高潮にします。

三森すずこ(シークレットゲスト)

 fripSideの退場後そのままステージに残り三森すずこのソロパートが始まります。

エガオノキミヘ

 ソロで披露したのは自身も声優として主役を演じている結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-」OPテーマ。ちょうどテレビ放送が「鷲尾須美の章」を終えたところで、ゆゆゆシリーズの作詞を多く手がける中村彼方さんの歌詞が染み渡ります。

茅原実里

 トリがfripSideになるのはそれはそうという感じなのでここで茅原実里さんの登場です。

この世界は僕らを待っていた

 めちゃくちゃ長くアレンジされたイントロから披露したのは翠星のガルガンティア」OPテーマ。イントロアレンジで9割くらい確信してたんですけど微妙に違う曲がよぎっておおこの僕!あれ…この僕か?みたいなのを繰り返してました。OP映像、特に作品の象徴とも言える海と空の描写が曲とめちゃくちゃ合っていて大好きで、海の映像から始まったのでやったー!!となっていたら永遠にそれっぽい海の映像が流れているだけでした。横からチェインバーをイメージした緑色のビームもたくさん飛んでいて面白かったです。

みちしるべ

 来期放送予定のヴァイオレット・エヴァーガーデン」EDテーマ。本人が作詞を担当していることや作品にも声優として出演することもあり、MCではこの曲、作品に対する想いを熱く語っていました。制作が京都アニメーションということでタイトルくらいは知っている方もいるかもしれませんがしっかりとPVを流していてその世界観を味わえる構成になっていました。京都での先行上映会で一度聞いたんですけどその時は驚きすぎて訳が分からなくなっていたので今回はしっかりと向き合えて良かったです(?)。

境界の彼方

 新曲が少なく何をやるか全然読めなかったのですが京都アニメーション繋がりということもあって境界の彼方」OPテーマを披露。みちしるべで歌詞に想いを乗せまくった勢いでこの曲もいつも以上にエモーショナルなことになってしまって破滅してしまいました。めちゃくちゃ盛り上がりたい気持ちも分からなくはないけれどどちらかというと歌詞を噛み締め正面から向き合いたいタイプの曲ですね。

fripSide

 既に5時間を超えているステージを締めるのはfripSide。登場と共に会場をオレンジに染め上げ、トリとして最後の盛り上がりを見せます。

only my railgun~sister's noiseメドレー

 とある科学の超電磁砲」1クール目OPとある科学の超電磁砲S」1クール目OPによるメドレー。他のメドレーと同じ尺で1サビ終わりに2サビ後の間奏に飛ぶパターンです。フェスでめちゃくちゃ歌っていて聞き飽きたという声も少なからず聞こえる曲達ですが、定番曲ということはそれだけ期待されているということでもあり会場内は今日一番の盛り上がりを見せます。ちなみに僕は境界の彼方がやばすぎたのを引きずって放心していました。

clockwork planet

 最新タイアップとなるクロックワーク・プラネット」OPテーマfripSideらしいデジタルポップなサウンドに伸びやか歌声を乗せ、切れ目のないメロディで高揚感を煽ります。アニメが結構好きだったのでアニメ映像と共にその世界観に引き込まれる曲はとても好きですね。

black bullet

 次いで披露したブラック・ブレット」OPテーマでは一瞬で会場を真っ赤に染め替えます。オタクが叫び散らせるこの曲で会場を更に限界まで盛り上がらせます。ルーチェがいるし天誅ガールズを出さんかい!ともなりましたがアニサマと被らないことを意識している感じですかね。

Two souls -toward the truth-

 え、ラスト歌う曲がないのでは?終わりのセラフか?wとヘラヘラ言っていたら本当に歌われてしまった終わりのセラフ 名古屋決戦編」OPテーマ。僕が思っていた以上に大人気楽曲でした。会場を緑に染め中毒性のあるメロディと胸に突き刺さるクリアなサウンドで最後の大盛り上げを見せます。サウンド作りがだいぶ好みで透き通った歌声と共に黙って聞いていたいのですがライブではあっちこっちに色々なコールが入っていてまあそれも仕方なしか~という気分になってます。

全員

ようこそジャパリパークへ(けものフレンズ / どうぶつビスケッツ×PPP)

 ANIMAX MUSIXのラストはその時期話題になっている曲や懐かしの王道アニソンを出演者全員と客で合唱するのが恒例となっています。今回のチョイスはまあめちゃくちゃ当たり前といえばそんな感じですね。最後の力を振り絞ったコール&レスポンスを繰り広げ、6時間に及ぶステージは笑顔と共に幕を閉じました。

おわりに

 もうちょっとライブの感想的なのを主体で書いていくつもりだったんですけどちょいちょいオタクになりすぎてしまったり曲そのものの感想やアーティストの紹介みたいなのが入っちゃってだいぶ長くなってしまいましたね。まあその分多少でも読み応えみたいなのがあれば良かったかなといった感じです。

 ここまで全部読んでいただいた方、ここだけ読んでいただいている方と色々いると思いますがとにかく読んでいただきありがとうございました。特にオチも無いのでツイートをペタペタして終わります。