ふるめも

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「デュシア・クロニクル 十二騎士団の反逆軍師〈リヴェンジャー〉(ファンタジア文庫) / 大黒尚人」感想

読書メーターも使っていますがあっちは管理だけにして感想とかはブログに書いていこうかなってことでこっちでも書いていきます。

1冊目のチョイスが何とも言えない気がするけどまあ。

デュシア・クロニクル 十二騎士団の反逆軍師〈リヴェンジャー〉 (ファンタジア文庫)

個人評価:5/10点

西方大陸最強のグラニヤ帝国“黒天騎士団”がひとりシオンは、母国に裏切られ家族を壊された。復讐に燃える少年は「武」に勝る「知」の力を得て、軍師アートルム卿の名を継ぎ強大な帝国に復讐を誓う!そして現在、東部のエルザイム王国は、帝国の脅威に晒されていた。抗戦か、講和か。国論は二つに割れ、王国は内乱の危機にある。抗戦派の旗印ローゼリア王女に仕える女騎士セレインは、海辺に流れ着いたシオンを介抱する。シオンは正体を隠したまま彼女と行動を共にするのだが、この出会いが後に大陸史を塗り替える『デュシア大戦』の幕開けとなるとはまだ知る由もなかった―いま、逆襲の戦記が幕開く!!

フルメタル・パニック!アナザー」の大黒尚人による新作。

 本格戦記ファンタジー、伝説の軍師、などと謳われているのでちょっと堅めの戦記寄りかと思ってましたがそんなことは全くなく。

 全体的な雰囲気としてはよくあるファンタジー世界での俺TUEEE系といったところで魅力あるヒロイン勢や良くも悪くも分かりやすい展開でラノベとして読みやすい作品でした。

 しかし主人公シオンとそれを取り巻く環境や過去との繋がり、各国の状勢や軍事情など設定はしっかりと練られていて読み応えはそこそこ感じられたかなといったところ。

 1巻での大筋であるエルザイム王国の内乱の顛末はしっかり描きつつ、抗戦派に流れ着いたシオンの新たな出会いや講和派を掌握しかけている帝国にいるシオンの親友を絡ませた帝国とシオンの関係性とを交じらせた展開は緻密で綺麗です。

 ある程度平凡な展開であり戦記モノとしてもありきたりな戦術で物足りなさはあったが、今後の展開で何かハマれば一気に面白くなりそう。

 

 余談ですがヒロインのセレインがアニメの影響でセイレンに空目しまくりって感じですね。