ふるめも

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「Around the TRUE / TRUE」感想・レビュー

 こんにちは、ふるです。

 ウキウキブログを開設するだけして5ヶ月くらい放置してたっぽいんですけどぼちぼち書いていこうかなって感じですね。

オタクソングの感想というか聞いて思ったことを文字に起こしていきたいわねってことでそんな感じのことを書いていきます。

 

 そんなこんなで1発目はお鶴ことTRUEさんの2ndアルバム「Around the TRUE」について書いていきたいと思います。

2月発売のアルバムだけどツアー中ってことで…。

 

アルバムを通して

まずアルバムを通して。

1stアルバム「Joy Heart」に比べてアルバムを通してのテーマ性、完成度みたいなものが格段に上がったかなと感じます。

前作はJoyHeart、心で楽しむというテーマから音楽を愛し楽しむ気持ちを詰め込んだアルバムでしたが、タイアップ曲が多いこともあり曲単体がそれぞれとしてテーマを表現したある種ベストアルバムのような雰囲気もありました。

今作でも勿論タイアップ曲は多く収録されていますが「TRUEの音楽をめぐる旅」というテーマの中に綺麗に包括されています。

ノンタイアップのジャンルの多様さもありアルバムを通してテーマを表現しており、非常に音楽性の高い完成された1枚であると感じます。

また、どのアルバムにも言えることですが順番通りに通して聞くことでより強くアルバムとしてのテーマを感じられると思うので是非通して聞いていただきたいところですね。

 

 それではここから1曲ずつなんやかんや書いていきます。

お鶴本人がブログにそれぞれライナーノーツを書いているのでそちらのリンクも貼っておくのでぜひぜひ。

 

 

01.Rainbow The Daydream

作詞:唐沢美帆  作編曲:EFFY

Guitar:佐々木貴

Trumpet:佐々木史郎、峰崎芳樹

Trombone:忍田耕一

B.Trombone:佐々木匡史

Chorus:石塚まみ、山田洋子、竹内浩明

Strings:真部裕ストリングス

2/22発売 2ndアルバム ライナーノーツNo.1|TRUEオフィシャルブログ Powered by Ameba

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未だに(良い意味で)作編曲EFFYっていうのが信じられていない曲。

EFFYさんは編曲のみの担当が多く、FirstCall全体のイメージと少し被りますがブラス系のサウンドが強いなあくらいのイメージしかなかったので、いきなり作編曲担当したかと思ったら弦も上手く使ったとんでもねえ壮大な曲が現れてしまいバケモンか?となってしまっていますね。

ライナーノーツと被りがちですが弦と管の組み合わせ、そしてコーラスの入り方や3拍子の使い方からポップなミュージカル調になっておりテーマパークの入り口に立ったようなイメージを持ちます。

ここから始まる音楽の旅に期待を膨らまさせる、1曲目としてふさわしい曲だと感じます。

「おとぎの国」「ワンダーランド」といった単語から曲全体の雰囲気を表現しつつもCメロのコーラスとの歌詞の対比等、内面の感情や葛藤も表しています。

お鶴自身の感情も歌唱にしっかり乗っていて最後の「真っ直ぐな夢よ届け」なんかはもう何もかも爆発していてオタクは死んでしまいます。

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02.サウンドスケープ

作詞:唐沢美帆  作曲:渡辺拓也  編曲:EFFY 

Guitar:山本陽介

Bass:田辺トシノ

Drums:SHiN

Piano:EFFY

Trumpet:佐々木史郎、伊計博司

Trombone:河合わかば、清岡太郎

A.Sax:吉田治

T.Sax:庵原良司

2/22発売 2ndアルバム ライナーノーツNo.2|TRUEオフィシャルブログ Powered by Ameba

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TVアニメ「響け!ユーフォニアム2」OPテーマ。

DREAM SOLISTERから1年半でこんなとんでも楽曲が生まれてしまってアニメ音楽の移り変わりの早さみたいなものを感じてしまいますね。

ドリソリよりもテンポが早く、サウンドも全体として派手になっていますが雑に過ぎ去ってしまうことはなく、一音一音しっかりと鳴らされています。

丁寧に歌い上げるボーカルラインも相まって久美子や北宇治のみんな、お鶴の想いがしっかり乗りファン側からも思い入れのある1曲になっていると感じます。

包み隠さない感情を剥き出しの歌詞は青春というアニメのテーマをうまく表現していて、またそのテーマを通してストレートに伝わってきます。

ストレートに伝わってきすぎてしまうのでライブシーンでお鶴が歌う時にはお鶴自身の想いが何もかもぶっ飛んできてオタクはボコボコにされてしまいます。

1曲目からブラスを意識した曲が続くので流れとしてもとても綺麗であり、代表曲であるとんでも楽曲をすぐ入れることで旅に出た瞬間に心を掴まれてしまって抜け出せなくなりがち。

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03.アイワナ

作詞:唐沢美帆  作編曲:オオヤギヒロオ

2/22発売 2ndアルバム ライナーノーツNo.3|TRUEオフィシャルブログ Powered by Ameba

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バケモンソング。

アルバム内でも一番ってくらい大好きな曲ですね。

軽快なビートに恋い焦がれる想いを乗せたポップでキュートなスカチューンです。

高音域まで動くベースや鋭いブラス系の音等が全体の雰囲気をより軽くしオチャメな歌詞が見事にマッチングしています。

要所要所でしっかりタテに音をハメるシーンもありオタクはみんな大好きになってしまいますね。

個人的にはNAVIといったキーワードや遠くへと突き抜けていく歌声も相まって、河川敷の視界の開けた一本道をどこまでも突っ走っていく様子みたいなのをイメージしがちです。

積極的にビュンビュンしていきましょう。

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04.STEEL -鉄血の絆-

作詞:唐沢美帆  作編曲:宮崎誠

Guitar:宮崎誠

Bass:田辺トシノ

Drums:佐野康夫

Strings:藤堂昌彦ストリングス

Programin:宮崎誠

2/22発売 2ndアルバム ライナーノーツNo.4|TRUEオフィシャルブログ Powered by Ameba

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TVアニメ「機動戦士カンダム 鉄血のオルフェンズ」1期2クール目EDテーマ。

3曲ブラスを意識したサウンドが続きアイワナビでウキウキそのままどっかに飛んでいきそうになるところにしっかり落とし込んでくる見事な曲順ですね。

全体を通して作品の世界観を見事に表現していて命の尊さや世界の無慈悲さ、それでも希望を求めて次世代のために前に進んでいく意志の強さのようなものを感じます。

込められた感情が凄まじく聞き手側にもこみ上げてくる溢れんばかりの感情の動きがありますが、曲全体の雰囲気やテンポ感がそれを発散させずどこかもどかしい気持ちを内に秘めさせます。

それはやはり作品に表されるような感情でありつつ、前3曲の雰囲気から落ち着かせ次の曲へ繋げるためのアルバムとしての位置づけとしても素晴らしいものであると感じます。

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05.飛竜の騎士

作詞:唐沢美帆  作曲:矢鴇つかさ(Arte Refact)  編曲:酒井拓也(Arte Refact)

Guitar:原田篤(Arte Refact)

Synth&Programming:酒井拓也(Arte Refact)

2/22発売 2ndアルバム ライナーノーツNo.5|TRUEオフィシャルブログ Powered by Ameba

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TVアニメ「最弱無敗の神装機竜」OPテーマ。

STEELのアウトロがフェードアウトしていき感情の行き場を失っている中メロディアスなキーボードラインのイントロから次の曲が始まるのは卑怯すぎますね。

より感情が刺激されたところでの「Fight for the sky」というド頭のフレーズはアニメ映像にあるような空高くまで突き抜けていく爽快な風景を印象づけられます。

そこから「あふれ出す感情もう止まらない」という歌詞に繋がっていきちょっと無敵ですね。

Divine Spellの発売後、少し影に隠れがちなこの曲ですがそちらとは違い90年代からあるようなサウンドとメロディラインで魅せる王道、正統派(少し語弊がありますが)なアニメソングといったような位置づけだと感じます。

曲全体の構成としてもある程度単純なものですが、だからこそそこに「革命」「飛竜」といった作品を連想させる言葉や「刻印(あざ)」「旗(フラグ)」といった所謂ラノベアニメとしてのこの作品の世界観を上手く落とし込むことができ、その時代感が上手く噛み合った様が10年代ラノベアニメの主題歌として一歩先をいったものがあるかなと感じます。

余談ですが落ちサビの世界を断てーーー!!の後のデッデデッデッデていう気の抜けた音がめちゃくちゃ好きです。

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06.グレースケール

作詞:唐沢美帆  作編曲:南田健吾(onetrap)

All Other Instruments&Programming:南田健吾(onetrap)

Guitar Solos:飯塚昌明

2/22発売 2ndアルバム ライナーノーツNo.6|TRUEオフィシャルブログ Powered by Ameba

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飛竜の騎士で突き抜けてきた勢いをそのまま突っ走らせる曲。

BPMこそ早いもののシンセ音を軸にした全体の音作りはメロディアスなものであり細かい音符もそこまで多くありません。

しかし、だからこそそこに乗せるお鶴の声には破裂しそうな葛藤を叫びたい衝動のようなものがしっかり込めることができているのだとも感じます。

抑揚というか静と動の使い分けがすごく考えられた曲であり1曲の中でアーティストを含めた作り手の多様な面を感じることができます。

長めにつくられたアウトロは1曲の中で 揺れ動き渦巻いていた聞き手に寄り添い共に旅を続けていくために落ち着かせてくれているように感じられる気もします。

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07.RIPTIDE

作詞:唐沢美帆  作編曲:神田ジョン

Guitar:神田ジョン

Bass:二村学

2/22発売 2ndアルバム ライナーノーツNo.7|TRUEオフィシャルブログ Powered by Ameba

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十分に温めた聞き手を一気にヒートアップさせるためここから2曲ハードなナンバーが続きます。

グレースケールと似たような雰囲気を感じるかもしれないこの曲ですが、ハードロックな曲調に乗せたエレクトリックな音作りはより鋭くそして激しく胸を突き刺してきます。

同じ言葉を何度も繰り返したりとどこか狂おしさを感じる歌詞、そしてその歌い方は他の曲では味わえないお鶴の新たな一面を感じられるでしょう。

作編曲神田ジョンの曲はあまり聞いたことがなかったのですが中々に無敵な感じがあってオタクはPENGUIN RESEARCHに太刀打ちができなすぎって感じですね。

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08.Divine Spell

作詞:唐沢美帆  作編曲:本多友紀(Arte Refact)

Guitar:原田篤(Arte Refact)

2/22発売 2ndアルバム ライナーノーツNo.8|TRUEオフィシャルブログ Powered by Ameba

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TVアニメ「レガリア The Three Sacred Stars」OPテーマ。

とにかくひたすらとんでもない曲なので1度聞くだけでもそのとんでもなさが分かると思います。

飛竜の騎士の欄でも少し書いたけれどこちらは時代を先駆けているアニメソングって感じですね。

若手の新人ながらバケモンソングを連発している作編曲担当の本多さんですが、サウンド的な特徴は勿論あるものの個人的にはそれよりも作品の世界観やアーティストを強く意識した曲を作るのが印象的でこれからも期待しまくりって感じです。

曲自体がとんでもなさすぎるのですが、そのサウンド感に合わせたお鶴の歌い上げもやはり魅力の1つです。

音の跳躍や細かい動きが多くリズム感も難しい曲ですが、決して息が細くなることなく終始響きのある声で歌い上げています。

こうした歌い上げによりどこか浮足立った安っぽい曲になることはなく、曲全体として地に足の着いた重厚感のある1曲に仕上がっているのだと感じます。

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09.鍵のない鳥籠

作詞:唐沢美帆  作編曲:中山真斗

2/22発売 2ndアルバム ライナーノーツNo.9|TRUEオフィシャルブログ Powered by Ameba

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電子音をベースにしたテクノ調な1曲。

緻密に練られた1曲でありアルバムの中でも極めて音楽性の高さを感じる楽曲です。

サウンドと曲の位置づけとしてはここまでで昂ぶってきた想いをクールダウンさせるようなものであるとも感じます。

しかし強弱の激しく次へ向かい続けるサウンドと細かく動くメロディラインに乗せた歌声は一音一音、一言一言をはっきりと聞き手に突き刺し、不用意に気を抜かせません。

若干のクッション性はあるもののその音楽性の高さとメッセージ性の強さで聞き手を釘付けにし、意識を離さないまま次の曲へと繋げていきます。

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10.ボイスグライダー

作詞:唐沢美帆  作編曲:山下洋介

Guitar:川崎智哉

Bass:二家本亮介

All Other Instruments&Programming:山下洋介

2/22発売 2ndアルバム ライナーノーツNo.10|TRUEオフィシャルブログ Powered by Ameba

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最近ランティス周りでも見るようになってきた山下さんの作編曲。

TRUE楽曲ではSUPER LOVERS、瓦礫の夢に続いて3曲目の担当ですね。

エッジの効いたサウンドと力強いベースラインで作る王道ロックが印象的で、今回も攻めた曲となっています。

ライブシーンを強く意識した曲で、聞き手に呼びかけ一体になることで進んでいく曲です。

ここでもまたサウンドに合わせたお鶴の歌声が印象強く、鋭く激しい歌声でしっかりとした方向性を持たせています。

めちゃくちゃどうでも良いんですけどCメロの歌詞Wow Wow…じゃなくてWo Wo…なんですよね。

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11.海底のお城

作詞:唐沢美帆  作編曲:EFFY

Piano:紺野紗衣

Guitar:山口和也

2/22発売 2ndアルバム ライナーノーツNo.11|TRUEオフィシャルブログ Powered by Ameba

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TRUE楽曲、というかアニメソング界としても珍しいガチガチのジャズナンバー。

ちなみにRainbow The Daydreamに続きこの曲も作編曲EFFYでちょっとバケモノ感が出まくりです。

そろそろアルバム全体として終わりに向かっていく雰囲気のあるなかこんな尖った曲が入ってきて改めて贅沢な1枚だなあと感じちゃいますね。

ジャズらしい色気のあるサウンドや歌詞が海底という全体の舞台を通してより魅力的に感じられます(ライナーノーツによると歌詞はちょっとオタクオタクみたいな感じっぽいですけど(笑))。

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12.ヒカリ

作詞:唐沢美帆 作編曲:h-wonder

Guitar:林部直樹

All Other Instruments&Programming:h-wonder

2/22発売 2ndアルバム ライナーノーツNo.12|TRUEオフィシャルブログ Powered by Ameba

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ここまできてやっとスローテンポのバラードにたどり着きます。

11曲がそれぞれの雰囲気を持ち多様な面を見せてくれてきたからこそ、ここでの複雑さのないこの曲は素直に受け止められ、心に染み渡ります。

歌詞に乗せたファンを想う気持ちは自分の言葉であるからこそ強い意志やメッセージ性を持ち、訴えかけてくるものがあります。

単純にとても良いバラード!って感じなので是非真剣に向き合ってボコボコにされてしまいましょう。

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13.TRUE COLORS

作詞:唐沢美帆  作編曲:渡辺拓也

Guitar:渡辺拓也

Bass:田辺トシノ

Drums:北村望

Strings Arrangement:松田彬人

2/22発売 2ndアルバム ライナーノーツNo.13|TRUEオフィシャルブログ Powered by Ameba

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何もかもが詰まりすぎたとんでもねえ1曲。

ライナーノーツにも裏リード曲であり集大成と書いてある通りAround the TRUEというアルバムの終着点として相応しく、この曲しかないと思わせてくれる曲です。

これまでの全てを受け入れ、これからの未来に期待膨らまさせるこの曲はお鶴の様々な想い、そして音楽の旅をしてきたこのアルバム全体を表現する素晴らしいものです。

ロディアスなストリングスが良い味を出していて、全体の壮大さを強調しつつ主張しすぎないその旋律は心の奥のエモーショナルな部分を刺激し曲全体のランクを引き上げています。

もちろん歌声や他の楽器も引けを取ることはなく、とにかくとんでもない1曲です。

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14.DREAM SOLISTER(Movie Ver.)

作詞:唐沢美帆  作曲:加藤裕介  編曲:松田彬人

2/22発売 2ndアルバム ライナーノーツNo.14|TRUEオフィシャルブログ Powered by Ameba

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「劇場版 響け!ユーフォニアム」主題歌。

代表曲でもあるDREAM SOLISTERの劇場版用である吹奏楽アレンジです。

自身の有名な曲をボーナストラック的な意味合いでアレンジ違いにして収録することは少なくないです。

実際この曲もライナーノーツでは曲間を多めに取ったボーナストラック的な役割であるとも書いてあるのですが、個人的にはこの曲こそこのアルバムの最後のトラックとして相応しいのではないかとも感じます。

アルバムの終着点としてTRUE COLORSがあるのであれば、この曲はもう一度始まりに戻るための次への出発点であると感じます。

前半にあったブラス系のサウンドに無理なく繋ぐことができるこの曲は旅の終わりを感じさせず、どこまでも音楽の旅を続けていける、そんな気持ちにさせてくれます。

ついうっかりRTDに戻ってしまい永遠にAround the TRUEを聞いてしまいましょう。

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 おしまいおしまい!

 ウキウキ書いてみたものの初めてだったし色々怪しくなってしまいましたね。

いきなりアルバムを書いてしまったので曲数は多いしなんやかんやとんでもなくなってしまいました。

途中からサウンドサウンド言いすぎててでもサウンドなんだよな~とかなってしまったしとんでもなさすぎでしたね。

とりあえず今回は1発目ってことでアレですけど今後もぼちぼち色々と書いていきたいです。

 

 それでは読んでいただきありがとうございました!